フォトダイナミックセラピー について
ニキビ治療に効果のあるフォトダイナミックセラピーについて。メリットやデメリットを良く考えて、治療を受けるといいですね。また、顔全体に照射するという場合には、数回にわたる治療が行われることも、あります。
ニキビに効くフォトダイナミックセラピー(PDT療法)
PDTとは「PhotodynamicTherapy」の略です。特殊な光線を照射して、皮脂腺にダメージを与えます。皮脂腺の活動・皮脂の分泌を抑えることができます。皮脂が多くてにきびができやすい、と悩んでいる人には有効です。重度のニキビを治療する場合には、光線を照射する前に「デルタアミノレブリン酸(ALA)」を使用して、皮脂腺に「ポルフィリン」という成分を生産させます。ALA自体は、もともと人間の体内にあるものですし、ポルフィリンをたくさん生産させても、身体に即刻害をなす、というものでは、ありません。数時間でポルフィリンが、治療に必要な量に達した後に、PDT治療器を使用し、顔に光を当てることになります。このことで、皮脂腺にダメージを与えると同時に、皮脂腺内に潜んでいるアクネ菌を殺菌することもできます。
フォトダイナミックセラピーのメリット・デメリット
フォトダイナミックセラピーは、今できているニキビを治療するだけではなく、将来にわたってニキビのできにくい肌質に改善していくことを、目的としています。皮脂の分泌の少ない肌に改善する、ということができます。過剰な皮脂が原因で、にきび・にきび痕ができてしまう、というお悩みには有効な治療法です。しかし、にきびの治療の中には、皮膚の真皮層・表皮のいずれに働きかけるものか、という特長があり、フォトダイナミックセラピーが全てのニキビに有効とまでは、言えない場合もあります。皮脂が過剰な肌ではなく、乾燥が原因で肌質が悪くなっているといった場合には、皮脂腺を破壊することで、状況が悪化するかもしれません。医師の診察を受けて、本当にPDTが有効かどうか、確かめてから、治療に取りかかることにしましょう。
フォトダイナミックセラピーの料金は高い?
フォトダイナミックセラピーだけではなく、ほとんどの光治療、レーザー治療で、顔全体の照射をすると、一回2、3万円近くの費用がかかることになります。にきび治療を受けたいと、ニキビ痕に悩む人は、一ヶ所や二ヵ所だけではなく、顔全体ににきび・にきび跡ができている、というケースが多いです。また、効果を得ようと焦るあまりに、素人判断で他の治療法と併用すると、思わぬ事故を招く場合もあります。フォトダイナミックセラピーによる治療は、自費で受けることになりますので、「クリニックの言い値」となります。それを、高いと感じるか、良かったと感じるかは、患者自身の心構えの違いということも、影響してきます。必ずしもオールマイティに、全員のニキビにぴったり合う方法は、ありません。合った方法を選ぶと「良かった」と感じられるでしょう。また、合わなかった場合には「料金が高かった」と不満が残るかもしれません。
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