イオン導入について
イオン導入は、イオントフォレーシスともいい、皮膚に微弱な電流を流すという方法です。ビタミンC誘導体などが、皮膚に浸透しやすくなるというものです。美顔器を用いるのが一般的で、化粧水・美容液などでは、効果があがりづらいようです。イオン導入は口コミ情報では高い評価を得ているようです。美容外科ではプラセンタ注射とともに、行われることもあるようですね。
イオン導入の効果
イオン導入(イオントフォレーシス)は、肌にごく弱い電流を流し、薬物(水溶性のもの)の、皮膚への浸透力を高める、というものです。イオン導入という方法では、皮膚に浸透できるのは、小さな分子量のもので、たとえば、コラーゲンやヒアルロン酸などの、分子が大きいものは、肌の中へ入る事はできません。イオン導入の効果をあげたいからといって、毎日行うようなことは、やめましょう。微弱とはいえ電流を流すことになりますので、電流が皮膚に与える刺激のことを、考慮しなければならないのです。週1〜2回にするのが、効果が上がりやすい方法です。また、イオン導入の効果は、美容目的だけではなく、治療として必要な、抗潰瘍剤、不整脈治療剤、糖尿病治療剤、鎮静剤等あらゆる分野の薬物について、イオン導入の技法を用いて、より早く浸透させるという可能性について、研究が続けられています。
イオン導入とビタミンC誘導体
イオン導入といえば、ビタミンC誘導体を連想するという方も、多いでしょう。ビタミンC誘導体に関しては、学会での発表もなされています。また、FDAの認可を受けたイオン導入器も販売されており、安全性は高いものと言えます。また、現在では、イオン導入器が最も使われているのは、膿胞性線維症を診断するために、ピロカルピン塩類をイオン導入で投与するというものです。また、歯の治療に関しても、局所麻酔薬リドカインのイオン導入が実用化されています。ビタミンC誘導体を皮膚に浸透させるというだけではなく、こうした様々な面で役立つイオン導入という手法ですが、コラーゲンやヒアルロン酸などの、分子が大きいものは、この手法で浸透させることは、できません。
イオン導入と化粧水
イオン導入は、肌全体の美容を図るものですので、たとえばシミを治療したい、あるいは、既にできてしまったニキビを治療したい、という場合には、向かないことがあります。電流を流すことになりますので、にきびができていたり、化膿をしていたりする場合には、その付近だけ電流が流れやすい、という現象が起こることもあります。そのため、思わぬ事故につながるという可能性もあります。シミ治療、ニキビ治療を行っている場合には、それらがいったん落ち付いてから、肌の美容力を高める、という意味で、イオン導入を検討してみるとよいでしょう。
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